Leaflet 1.0 ベータ 1 発表
昨年、パフォーマンス、コードのクリーンアップ、API の安定化に重点を置いて、Leaflet ユーザーが長年要求してきたほぼすべての機能を実装するという、野心的な取り組みを始めました。多くの困難を乗り越えた非常に厳しい道のりでしたが、ついに最終段階に近づいています。
今日、36 人の貢献者による 1,000 を超えるコミットと 1 年以上の作業を経て、正式リリース前の最初のリリースであるLeaflet 1.0 ベータ 1をリリースできて、とても嬉しく思います。
新機能
1.0 はこれまでで最高の Leaflet リリースとなり、大幅な量の改善とバグ修正がもたらされます。リリースのハイライトは次のとおりです。
- 大幅なパフォーマンスの向上、特にベクターレイヤーで
- フライオーバーアニメーション（曲線でズームしてパンする
map.flyTo） - 分数ズームレベルのサポート（
map.setZoom(12.34)） - フリッカーを減らした、はるかに優れたタイルの読み込み
- カスタムペイン管理（複数のベクターレイヤペインを含む）
- 非標準プロジェクションの向上したサポート
- アクセシビリティ機能の向上
- 多くのバグ修正と安定性の向上
より詳細な変更リストは 変更ログ でご覧いただけます（ただし、閲覧には時間がかかります）。
ベータサイクルとアップグレード
このリリースでは、いくつかのマイナーな API の互換性を損なう変更が行われ、一部のプラグインを更新する必要があります。アップグレードをより容易にするため、最終的な 1.0 リリース前に短いベータサイクルを実施します。これにより、残りの問題を発見して修正する間に、ユーザーとプラグイン開発者が変更に対応できるようになります。
前回の安定版リリース以降、リファクタリングに多くの労力が費やされてきました。ユーザーには見えない変更が多数ありますが、ソースコードがはるかにシンプルかつ理解しやすくなり、プラグイン開発者の素晴らしいコミュニティに多くの新しい可能性がもたらされます。基本的に、Leaflet コードの半分が根本的に書き直されており、今ではかなり極端な拡張にも対応できます（「回転」と「WebGL」と言った人はいますか？）。
リリース前に、包括的な 1.0 アップグレードガイドを作成する予定です。それまでの間、1.0 ベータ版にアップグレードした後に何か問題が発生した場合は、変更ログを確認してください。対応する互換性を損なう変更が見つからない場合は、GitHub の問題を提起してください。
1.0 の API リファレンスは現在 こちら で入手できます。Leaflet の gh-pages-master ブランチから作成されています。修正と追加は大歓迎です！
新しいリリースを入手する
新しいリリースをアプリでテストして、最終的な 1.0 を完璧に近づけるために残りの問題を見つけるのに協力してください！
CDN を使用できます
<link rel="stylesheet" href="http://cdn.leafletjs.com/leaflet-1.0.0-b1/leaflet.css" />
<script src="http://cdn.leafletjs.com/leaflet-1.0.0-b1/leaflet.js"></script>
また、このリリースは NPM、Bower、および GitHub ダウンロード でも入手できます。
感謝
このリリースを可能にしてくれたすべての人に、心から感謝します。ライブラリを使用したり、宣伝したり、問題を報告したり、貢献を送信したりしたことによって実現しました。皆さんのご協力はかけがえのないものです！
特別な感謝を Iván Sánchez、Yohan Boniface、John Firebaugh、Dave Leaver、Patrick Arlt、Per Liedman、Jake Wilson、および Steve Kashishian に捧げます。素晴らしい貢献と 1 年にわたるサポートをしていただきました。これらのすべての人は現在 Leaflet のコアチームの一員です。これからもよろしくお願いします。
愛を込めて,
Vladimir.